熱狂的なドリファンではないけれど、ドリの歌は好きなので、もう鳥肌もの。歌の後、萩島監督さん、成海璃子ちゃん、小出恵介さま もドリカムさんと登壇されて、公開二日前の夜に早くも気持ちは盛り上がります。
追悼会を企画した。集まったのは家元(小栗旬)、オダ・ユージ(ユースケ・サンタマリア)、スネーク(小出恵介)、ヤスオ(塚地武雅)、イチゴ娘(香川照之)の5人。
小出恵介とは
小出 恵介(こいで けいすけ、1984年2月20日 - )は、東京都出身の俳優。
愛称は「恵ちゃん、こいちゃん」。
初恋
中原 みすず
リトルモア 刊
発売日 2002-02-15
オススメ度:★★★★★
感動しました 2007-02-10
私は「府中三億円強奪事件」の実行犯だと思う。
出だしから想像する限り相当にぶっ飛んだ内容かと思いきや、とても繊細で切ない青春を描いた作品だった。タイトルは「初恋」なのだが、この作品には恋愛小説を全く感じさせない結末が存在した。私小説という形態をとっていながらも、名作と呼ばれる文学作品を思わせる美しい締めくくり方。と言っても文学作品を殆ど読んだことのない自分が「優れた文学作品とは何ぞや?」と語る資格などハナから無いのだが…曖昧模糊ながらも語らせてもらうと、物語の中の主張に物凄く説得力があるのが印象的。結局はそれがこの作品の魅力の全て。フィクションとして仮定すると、3億円事件だとか初恋だとかはあくまで作品の伏線でしかない気がしてならない。途中まで曖昧になっていた謎や疑問が、終盤に明らかになって繋がっていく。作者が本当に伝えたかったはずの、切ない初恋の結末に見出した「大人になる」という事、そして「生きる」という行為の意味。妙に納得してしまった自分がそこにいた。
この二人の恋愛というのは「男(♂)と女(♀)」の恋愛ではなく、お互いが人間として惹かれあった愛。いわゆるプラトニックラブ。孤独から開放されたことの無かった少女の初恋。その初恋には何処か崇高さすら感じさせるものすら存在していて、こういう恋愛感というのは映画に出るような典型的な外人さん方には分からなはずだろうと勝手に断定したり。情熱や本能ではなく精神的で理性的な愛。そういう愛というのはお互いを過剰に思いやるが故にすれ違い、必然的にもろく壊れやすい。しかし不器用だからこそ美しく、作者の心をいつまでも離さない。というよりもその思い出を離したくないのだろう。映画版主演の宮崎あおいが極秘で作者とインタビューを交わし「実話だと思っている」と述べたのも頷ける。フィクションとは思えないリアルさを感じさせる心理描写もある。二人のすれ違い様がとにかく切なかった。